DVDで映画「ガール」見ました。
奥田英朗の小説、すっごく面白かったので
キャストも豪華だし、期待したけど、
・・・
なんで日本の映画ってこうなっちゃうのかな~
ちょっと痛すぎる映画になってました。
女優も男優も、こんなに老けてたっけ?
とがっかりしちゃう仕上がりに。
もちろん、内容が旬を過ぎた男女の物語なんだけど
こんな美男美女をそろえて、わざとしょぼくれて撮るっていうのは
いかにも中途半端。
それに誰もがほれぼれしちゃうほど、かっこいいという
一回り年下の新入社員役に
林遣都っていうのも、今一つ違う気がしました。
その中でも、輝いていたのは意外にも
大嫌いだった 壇れい。
「金麦」のCMが鼻について嫌だったけど
この38歳独身のイタイ女を好演してました。
やっぱり彼女は美しい。
「せっかく女に生まれたんだもの、楽しまなきゃ!」という
セリフも気持ちいい。
頑張りすぎるシングルマザーのくだりは、子役のかわいさに
ちょっとホロリときましたが、
いま一つの映画でした。
段田安則の演技は、かなり笑えたけどね。