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Halu's LOHAS LIFE

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ブロードウェイミュージカル ボニー&クライド

劇団四季で「マンマ・ミーア」「アイーダ」「ウィキッド」などに出演し
圧倒的歌唱力と細やかな演技で観客を魅了してきた
濱田めぐみさんの退団後復帰第一作。

「ボニー&クライド」


相手役はホリプロの田代万里生(たしろまりお)

映画「俺たちに明日はない」を原作にしてたブロードウェイミュージカルで
車がでてきたり、舞台美術、照明の使い方が斬新で、最高の舞台の上に
濱田さんのすばらしい歌声が冴えわたります。

まあ、実年齢でいえば、お母さん役くらいの濱田さんが
かわいい娘を演じるのはちょっと無理がないわけではなかったけど
そこは、演技でカバー。
かわいい濱田さんが見られました。

お相手は、元気いっぱいかわいいイケメン田代万里生くん。
素敵な歌声と、劇団四季にはない、ジャニーズ的なかっこよさで
舞台を所せましと走り回ってました。

実在の銀行強盗のボニー&クライド。

アメリカのミュージカルにしては、悲劇的なエンディングですが、
なぜか、悲劇とは思えない。

生きながら死んでいるより、過去の足跡を未来に残して死にたい!

世界恐慌、アルカポネが暗躍する、殺伐とした時代に
夢を追いかけて、危険な青春をまっとうした若者の恋愛物語。

その中にも、家族愛や、勧善懲悪的なセリフも織り込まれて
います。

特に、母親が愛して育てた娘が、銀行強盗になって
警察に追われ、どこでどうまちがえたのかを自問する歌には
涙がこぼれました。

理解しがたい刹那的な喜びのために暴走してしまう若者と
それを諭し、止めようとしても、無力な大人たち。

ジェットコースターのような舞台でした。
by halu-s | 2012-01-29 12:36 | えんため
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