ガリレオシリーズ 第三弾
湯川博士が福山くん、内海薫が柴崎こうってのは、大変いいんだけど
湯川博士の同級生の草薙刑事が、品川ひろしってところが
ちょっとなあ~なんて、完全脳内ドラマ化して読んでました。
*みもざさんのコメントで、草薙刑事は北村一輝さんと判明。
だよね~納得。ああ、せっかくの脳内ドラマが勝手な思い違いでけがされた!
もう一度、一輝さま映像さしかえで読みなおそ!
さびれてはいるが、美しい海辺の町を舞台に、ガリレオの洞察力がさえわたる!
16年前に東京で起こった事件と、海辺の町で起こった元刑事の
殺人事件。
どう結びついていくのか、だれが犯人?
なぜ?どうやって?
結末はこれでいいのか・・・
守りたい人がいる、自分の人生をかけても。
でも、守られた人は、それでいいの。
本当に、人間とは、そんな風に感情を押し殺して、生きていけるものなのか。
殺人の動機も弱いし、科学的トリックもそれほど凝ってない。
推理小説にしては、ちょっと深みにはかけるけど、
さすが!
淡々とした事実描写のなかに、生き生きとした人物描写。
ますます冴えわたってますね~
恭平少年と湯川博士の関係がとても素敵。
加藤征四郎くんあたりがやるのかなあ。
一気読みしたくなる面白さ。
読み応えたっぷりです。